フランスではなくイタリアが発祥のお菓子!?マカロンの役立つ雑学を幅広くご紹介

マカロンの発祥地はフランス説とイタリア説があります。
日本人が連想する、丸く焼き上げた生地の間にバタークリーム・ガナッシュなどが挟まれているお菓子は、フランスでは「マカロン・ムゥ」というパリ風マカロンです。
古代ローマから食べられていたアマレッティが、マカロンの原型であるという説もあります。
自宅でハンドメイドするときに必要な食材は、卵白・アーモンドパウダー・グラニュー糖・粉砂糖です。
シンプルなバタークリームを挟む場合はバター・卵黄・グラニュー糖を用意します。
チョコレートや抹茶を加えて味のアレンジすることもできます。
またホワイトデーにマカロンを渡す意味は「特別な人」という意味になります。
そもそもマカロンはどのようなお菓子?その特徴を解説
マカロンは卵白と砂糖とアーモンドを使った焼き菓子の1つです。
丸い形をした2枚のマカロンの間に、ガナッシュクリームやジャムなどを挟んであるのが特徴です。
クリームやジャムを間に挟む作り方や、生地自体に食用色素や果物などのピューレを練り込み焼くことで、カラフルな見た目になります。
他の焼き菓子では出すことが難しい、ピンクや黄色、水色などカラフルなカラーのお菓子で、見た目はとても華やかです。
色だけでなくフレーバーのバリエーションもとても豊富で、自分用としてはもちろんプレゼントとしてもお勧めのお菓子となっています。
味はストロベリーやチョコレートなど洋風なものだけでなく、紅茶、抹茶など和風のものもあり、好みで選ぶことが可能です。
価格の相場は1つにつき200円から500円ほどです。
ブランド店などでは600円から1000円ほどと、高級マカロンも販売されています。
専門店以外ではコンビニでも販売されており、手軽にも買えるお菓子です。
マカロンの語源はイタリア語の薄い生地
マカロンは、小麦粉を使い生地を薄く伸ばして作る、このような名前の由来がありますが、これと同じような食材にはマカロニもあって同じ語源といわれています。
フランスでお菓子として食されていたもの、イタリアでは主食として食されていたもの、それぞれの食べ物が登場すると国ごとに進化の過程が変化するなど面白さもあるのではないでしょうか。
日本の中では1980年代ごろからお店でも見かけるようになったマカロンではありますが、1000年以上の歴史もあります。
ちなみに、マカロニはイタリア語で薄い生地などの意味があるといわれていますが、マカロンも同じような生地を使って焼き上げることから語源が同じであることが分かります。
バレンタインデーにはベルギーチョコ、そしてホワイトデーのお返しには男性からマカロン、このような風潮もありますが特別な人といった意味も込められています。
購入したものをプレゼントするのも良いけれども、特別な人といった意味もあるわけですから手作りをするのも良いのではないでしょうか。
マカロニとマカロンは同じ語源を持つ
マカロニとマカロンは、見た目や発音が似ているため、語源について混同されることがありますが、実際には異なる起源を持つ言葉です。
まずマカロニについて考えてみましょう。
主にパスタの一種を指す言葉です。
この言葉の語源はイタリア語の「maccheroni」にさかのぼります。
これは小麦の粉と水から作られ、さまざまな形状のパスタを指します。
多くの料理で使用され特にグラタンなどの人気料理で知られています。
一方マカロンはフランスの伝統的な菓子でアーモンド粉、砂糖、卵白を主成分とする軽やかな焼き菓子です。
マカロンは、外側がサクサク、内側がしっとりとした食感を持ちさまざまなフレーバーで楽しむことができます。
このお菓子はフランスを代表するスイーツの一つとして知られ、世界中で愛されています。
これらの二つの言葉が似ているのは、その発音やつづりが一部重なっているからかもしれませんが、語源や意味は異なります。
主に料理に関連しマカロンはお菓子に関連しています。
両方とも異なる文化で愛されており、食卓やデザートの楽しみとして広く楽しまれています。
マカロンは土地により形やレシピが異なるが主な材料は卵白・砂糖・アーモンドの3つ
マカロンは、イタリア発祥のお菓子で卵白・アーモンドプール・砂糖が材料などの特徴があります。
ただ、この材料は基本的なもので製造する場所により形状が異なっているなど数多くの種類が存在します。
フランスのお菓子のイメージが強いマカロンですが、16世紀にフランスに伝わったイタリアの郷土菓子で、それぞれの地方の中で独自な進化を遂げています。
マカロン・パリジャンは日本人にもなじみ深いものの一つ、2枚生地にガナッシュやクリームなどを詰めたものは、パリで誕生した比較的新しい種類の一つに数えられます。
なお、日本の中でこのお菓子が誕生したのは1968年、六本木にお店を開店した創業者が創業当初に発売したものですが、このときは全く売れなかったといわれています。
そして人々からの注目を集めるようになったのは自由が丘に出店した1982年以降です。
専門店に出かければ色鮮やかでいろいろな形をしているマカロンを目にすることができる、みているだけでも楽しくなるなどの魅力があるのではないでしょうか。